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テニスを治す専門家のブログ テニスのレッスンはテニスを治す専門家から習うのが一番です。東京で活動しています。

杉澤コーチ
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メタ認知

 木曜日は久々にインスピでシングルスに出場して来ましたラケット&ボール

結果は優勝出来ましたが、バテバテでした汗


さて今回は以下がテーマです。


 メタ認知

(メタにんちのうりょく: Metacognitive Ability)
 
メタ認知とは認知を認知すること。

人間が自分自身を認識する場合において、自分の思考や行動そのものを対象として客観的に把握し認識すること。

それをおこなう能力をメタ認知能力という。(出展:Wikipedia)


この言葉を知ったのは10年ぐらい前だろうか、その時かなり心酔していた運動科学研究所の高岡秀夫先生の

著書の中にありなるほどと思った記憶がある。

この能力はテニスの上達に必要なので今回ピックアップしてみた。


メタ認知能力:


現在進行中の自分の思考や行動そのものを対象化して認識することにより、自分自身の認知行動を把握することができる能力を言う。

自分の認知行動を正しく知る上で必要な心理的能力。 Knowledge Monitoring Ability

Knowing about knowing.(知っているということを知っている)
Cognition about congnition.(認知していることを認知している)、
Understanding what I understand.(私は理解しているということを理解している)

現代において、メタ認知能力の育成は、教育、とくに学校教育において特定の教科教育を越えた重要な課題のひとつとなっている。


 テニスにおいて客観視する事、自分の状態を自分で認識している事はテニスの上達に必要な能力です。

 以下項目はメタ認知能力を測る9項目との事で一つ一つについて考察してみます。

 杉:が私のコメントです。

  
  テニスに合うように解釈を加えましたので参考にしてみて下さい。


  メタ認知能力を測る9項目:

  以下の質問に「はい」と答える数が多いほど、メタ認知能力が高いことになる。

 
   1. 自分が用いる方法がどのような問題解決のときに、最も効果的なのかを知っている
   
   2. どのようなやり方が有効か、十分考えてから課題に取り組む
   
    杉:どの練習方法を使うと自分が上手くなるのか?現在行っている練習が自分に効果的かを考えて行っているか?
   
   
  3. 問題の中の重要な部分に意識的に注意を向けている

    杉:漠然と練習するのではなく自分の練習するポイントや体の部分に意識を張り巡らせているか?


 4. 自分がどの程度よく理解できているかについてうまく判断できる

   
   杉:まずは頭で理解 → 動いてみて出来ているかを確認 →上手く行っていない所を修正

   普通はコーチが行う作業となります。この部分を自分で出来る人は上達が早い
   

   5. 問題が解けたとき、自分がどういう方法を用いたかわかっている

   
   6. 問題に取り組んでいるときに、うまくいっているかどうか、定期的に自分でチェックしている

   杉:上手く行っていても崩れていく事があるのでその部分を自分でチェック出来るか?


  7. 勉強するときは、その目的に合わせてやり方を変える

   杉:目的により練習方法を変化させていけるか?

  
 
   8. 勉強したり課題を行うときには、計画を立てる

   杉:プランニング能力です。時間管理も含みます。
  
  
  9. 考えが混乱したときには、立ち止まり、もとに戻って考えてみる

   杉:感情コントロールと客観視です。


  全体としてPDCAサイクル(PLAN DO CHECK)を細かくした能力となるのではないでしょうか。

  そして自分の行動をどこまで第三者的に見る事が出来るかが練習が効果的に上達につながります。

  この作業が出来ないと沢山の時間を無駄にする事になりますね。  
  
   自分で出来ない場合はコーチに頼んで下さいね(営業です。)

  以上を参考に練習に励んでみて下さい


  9月11~12日の秋季長野キャンプ

  5名参加決定しました。

  長野は夜は結構涼しいようです。

  まだまだ募集してますのでご検討くださ~いスマイル


テニス豆知識 | 投稿者 杉澤コーチ 12:36 | コメント(0)| トラックバック(0)

テニスの特性


 ~オープンスキル、クローズドスキルについて~

  テニスは対人の(相手がいる)オープンスキルのスポーツです。

  オープンスキルのスポーツは

  サッカー、卓球、バドミントン

  クローズドスキルのスポーツは

  水泳、陸上、

  でしょうか。
 
  オープンスキルについて詳細は他のサイトにあたってもらうとして、果たしてどう練習していくべきかを考えていこうと思います。

  簡単に要約すると


  オープンスキル → 試合、試合形式の練習

  クローズドスキル→ 球出し練習、内容が決まっている練習

  となります。
  

  いろいろな現場を見て感じる事はどちらかの局面に頼りすぎている事が上達を妨げているという事です。

  レベルにより両方の割合が重要になってきます。

  
  オープンスキル→ O クローズドスキル→ C

  初心者…C 90% O 10%

  初級者…C 70~80% O 20~30%

  中級者…C 50~70% O 30~50%

  上級者…C 10~30% O 70~90%
  
  選手… C 10%以下 O 90%
 

  大体ですので全ての構成要素や時期により違いますが、0%はないですね。

  ナダルでも球出し練習はするそうですし、意味合いが違っては来ますが。

  それに加えてクローズドスキルの局面でもオープンスキルを想定して練習しているかが重要になってきます。

  要は

  オープンスキル的要素… 相手の分析、状況判断(天候、体調、相手のプレースタイル)

  クローズドスキル的要素… 自分のショットの精度


  バランスを考えて練習しましょう!

  
  ラケット青9月11~12日 長野県小海キャンプ開催しますラケット赤

 上達に必要な質の高い練習を1泊2日13時間行いま~すビミョー筋肉

 上達の早道は質の高い練習を大量に行うことですビックリマーク

 まだ定員に空きがあるのでご参加お待ちしておりますスマイル
テニス豆知識 | 投稿者 杉澤コーチ 17:36 | コメント(0)| トラックバック(0)