2011年01月04日
グレイディング
明けましておめでとうございます。今年も宜しく御願い致します。
皆様お正月いかがお過ごしでしょうか?
私は4日ほど実家に帰省していました
雪がものすご~く降っていてちょっとブルーでした
雪国育ちなのに雪はもう勘弁です
子供の頃は3メートルとか降ってました
ちょっとありえないですよね
もうスキーもやりませんね テニスだけです
卓球はちょっとやります
今日の豆知識はグレイディングについてです。
専門用語で難しいと思いますが要は「力加減」です。
まずもって力の定義付けが難しいですが。。
筋力の発揮する具合を調整する能力です。
筋力の力発揮具合を調整できるようになると…
・ショットの調子を整えやすい。
・無駄な力みがなくなるのでラケットに仕事をさせる事が出来る。
フォームを作るだけでは動きにはなりませんからね。
「脱力の~」という教材、コーチは沢山いらっしゃいま
すね。
アプローチとしてはとてもいいですが、自分はとても 難しい作業なので最近はマンツーマンの時しか使いません。
対象の持っている感覚、感性を見ながらの繊細な作業になりますから。
難しい部分としては…
・あまりにもテニス経験がない場合(一概には定義出来ないがテニス歴3年以下程度)は力を抜く感覚を入れるとインパクトが安定しないケースが多い。
脱力というキーワードで体全体の力が抜けてしまいま
す。概して女性が多いですね。
男性の運動経験者、筋力が多い、力みすぎタイプは別になります。
・力を抜くという作業を行おうとすると運動出来ないくらいのスピード感、ダラーっと感になる場合がある。
・力を入れるわけではないが関節をある程度固定(firm:支える感覚)するには適度にラケットを支える力は必要
例:サーブ、フォアハンドストロークのインパクト時の手首関節など力を入れる部分と抜く部分を両立しないと成立しないです。
ある程度筋力が必要な状況、場面としては
・アスリートレベル特に男子はインパクト~フォロースルー局面はボールにエクストラなパワーが欲しいのでかなり振っている(いわゆる「潰している」状態)
・下半身の力を抜くのは特に難しい。かなりの身体感覚、運動感覚が必要です。上半身は比較的簡単です。
・スピード感を出しながら脱力する事はかなり高度な作業である。
・筋力の脱力、入力感覚を細部までオフコートで行わないとオンコートではまず表現出来ない。
・いくら脱力体になってもプレッシャーがかかると戻る場合が多い。
こういう部分をレッスンで強調すると出来ない人がいた場合にこちらにも責任があるのであまり表だってはやりません。
自分の練習なんかはかなり各関節、各ショット毎、ポイント毎にチェックしています。
ほとんどその部分でショットクオリティが決まってしまうので。
要はテクニック、フィジカル的に高いレベル+感覚が鋭い方、選手でないと効果が出にくい項目ですね。脱力系は。。
生徒さんによっては取り入れてますのでご興味あればご依頼くださ~い
お知らせ
八王子シングルスキャンプ 3名参加決定です。(1月8日現在)
まだまだ参加出来ますのでご興味あればご参加お待ちしております
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